2020/10/23
はじめての転職活動、不安はどうやって解消する?
はじめての転職活動、不安はどうやって解消する?
転職活動の理由は「新しい仕事にチャレンジしたい」「今よりも条件のいい会社に勤めたい」「人間関係がうまくいっていない」などなど様々です。
また、転職活動したいと思っても「失敗したらどうしよう・・・」と不安を感じる人も多く、仕事をしながら活動する場合は、周りの人に相談することも難しくなります。
ここでは転職活動中の不安をどうやって解消したらよいかをアドバイスします。
❚ 転職したいけど、希望の求人がない・・・
まず始めることは転職先の情報収集です。
やりたい仕事がはっきりしている場合は、自身の志向に合った企業と出会いやすくなりますが、そうでない場合、希望の求人を見つけるのに、条件ばかりに気を取られ時間ばかりかかってしまい、転職先が見つけられないということもあります。
やみくもに進めるのではなく、自分に合った求人に出会うためにまずは自分をよく知ることが大切です。
★自己分析のポイント★
・転職で絶対に譲れない条件
職種、雇用条件、雇用形態 など
・絶対ではないけど理想の条件
勤務地、福利厚生、社風 など
・なぜその条件が大事なのか
❚ 失敗したらどうしよう・・・
実際に転職したら違った・・・という話も少なくありません。
ミスマッチが起きる理由は、会社の知名度やイメージだけで転職してしまうからです。
自分の希望と企業とのミスマッチにならないように、自分が何をしたいのか、また転職先の企業がどんな人材を求めているのかを事前に情報収集しておく必要があります。
求人の条件や企業の事業内容だけではなく、社風や企業文化、中途採用者のキャリアアップや、労働環境など、気なるポイントはすべて洗い出して情報収集を行うようにしましょう!
❚ 自分のスキルに自信がない・・・
自分のスキルに自信がなく転職活動しても内定をもらえるか不安で応募を躊躇してしまうという人も・・・
今の会社でしか働いたことがないので、自信がないのは当たり前なことです。
特に20代の若い転職転職希望者にスキルを求めることはなく、人柄の良さやポテンシャルを重視されます。
30代以降はそれ相応のスキルを求められます。実務で得た経験とそれを今後の仕事に活かせる根拠を提示することが重要です。
転職市場で通用するようなスキルがないとなった場合、その業界では普通レベルの知識であっても、別の業界からすれば高度な専門知識として評価されます。
別の業種へ視野を広げることで、自分をアピールできますし、長い目でみればキャリアを伸ばすことにつながります。
❚ 「転職活動」と言っても何から始めたらいいかわからない・・・
そもそも、初めての転職活動なので分からないのは当然です。
現職で働きながら転職活動をする場合の基本的な流れをご紹介します。転職活動を成功するために、準備と流れをしっかり把握しておきましょう。
①求人情報収集
仕事内容も含めてより希望に沿った求人を見つけ、転職の可能性を広げるためにも、まずは気になる求人をたくさん見てみましょう。
自分の活かしたい経験や転職の目的に合わせて希望や条件に優先順位をつけておくことで、応募すべき企業や求人が絞り込みやすくなります。
②履歴書・職務経歴書の作成
③面接
転職はすぐにでも人手が欲しいと考えている企業が大半で、即戦が求められるため、履歴書のほかに、職務経歴書や面接で実務経験をしっかりアピールする必要があります。
これまで携わってきた業務内容と、入社したら自分がどのように活躍できるのかを具体的に伝えましょう。
④内定・退職・引き続ぎ
条件交渉の時期は、内定後が基本です。
処遇面談は、基本的には内定者全員に行うものではありませんので、確認の場・交渉の場がほしいときは、処遇面談を希望する旨を企業側に伝えましょう。
条件交渉は、自分が重視する条件に優先順位をつけることが重要です。
<主な条件>
・入社日
・休日や残業時間、各種手当などの待遇面
・入社後に担当する仕事内容やポジション
・年収
内定が出てから入社意思の結論を出すまでは1週間程度が一般的です。
在職中の場合は、退職を申し出てから実際の退職までに数カ月が必要な場合もあるので、最終面接で企業側の入社希望日を確認しておくことが必要です。