とよた転職ガイド

2020/10/22

身につけたスキルを活かす~事務職~

❚ Q.事務職で活かせるスキルとは?

事務職で求められるスキルはパソコンに関するスキルがほとんどです。事務の求人で「パソコンの基本操作が出来る人」という風に表記している会社がほとんどです。

それでは、パソコンの基本操作とはどの程度なのでしょうか?

これに明確な答えはありません。

会社によってどの程度が基本操作か異なっているのが事実です。

 

・社内独自のシステムを使用するので、基本的な文字入力スキルが必要とされる

・インターネット上への情報公開のため、インターネットを利用したり、文字入力スキルが必要とされる

・○○というソフトを使用しての仕事なので、過去にこのソフトまたは類似のソフトを使用した経験を必要とされる

・WordやExcelなどを用いて、表計算などの高度なテクニックを必要とされる

 

パソコンに自信のある方は問題ないとは思いますが、どの程度のスキルが必要となってくるのか、事前に企業のホームページなどで情報収集しましょう。

自社のサイトがない会社の場合、事前の調査には限界がありますので、直接面接時に疑問や不安など率直に質問することをおススメします。

ただ、面接時に注意したいのは、冒頭から質問するのではなく、面接担当者から「何か質問はありますか」と聞かれたときや面接の後半に確認しましょう。

 

❚ Q.事務職に向いている人は?

一口に事務職と言っても様々なものがありますが、総合して言えることは、基本的には社内でのデスクワークであると言うことです。

つまり、デスクワークが苦にならないと言うことが第一条件だと思います。

また、営業職などのように目に見える成果を上げることがなかなか難しい職種であるため、達成感は低めかもしれません。

会社や他の社員のサポートを献身的に行う「なくてはならない存在」ではあるので、裏方が好きな方にはおススメであると言えます。

細かいことに注意を払いつつ、仕事を行うことで事前にミスを防いだり、ミスに早めに気づくことができるタイプの方は大変重宝されます。

社内で不特定多数の人と関わることも多いので、コミュニケーション能力が高かったり、正確かつ速く仕事がこなせる人は事務に最適と言えるでしょう。

 

❚ Q.役立つ資格とは

パソコン関係や、経理関係の資格保持者は、優遇される傾向にあります。

マイクロソフトオフィススペシャリスト(通称MOS)を持っていれば「この人はパソコンにすごく強いぞ!」と言う印象を与えられます。

小さな会社などでは、経理の部署を定めていないところもあるため、経理の仕事の手伝いをすることもあります。

そんな時に役立つのが、簿記の資格です。

経理事務の求人に応募したい場合などは「簿記2級」が必須条件だったりすることが多いです。

その他、医療関係の事務につきたい場合は「医療事務」や「調剤薬局事務」などの資格を必要とされることがあるので、将来のためにも何か資格が取得できると、仕事の幅が広がります。